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超感動作「ヴァイオレットエヴァーガーデン」のあらすじ・見どころ紹介!

海月

Netflix(ネットフリックス)で配信している人気作「ヴァイオレットエヴァーガーデン」のあらすじと見どころを紹介していきます!

本記事では「ヴァイオレットエヴァーガーデン」のあらすじと見どころをネタバレありで解説しています!

海月
海月

内容が素晴らしい上に、作画も美しいです!

「ヴァイオレットエヴァーガーデン」は人の気持ちを理解することが苦手なヴァイオレットが、たくさんの人と関わり成長していく話です。

大好きな人がのこした言葉「愛してる」を知るために、人の “気持ち” を知ろうと奮闘します。

静かな雰囲気のアニメですが、心が洗われる作品です。

「ヴァイオレットエヴァーガーデン」あらすじ

ヴァイオレットとギルベルトの出会いと別れ

主人公の少女ヴァイオレットは幼少の頃 “心を持たない道具” として扱われ戦場で生きてきましたが、ある日軍人のギルベルト少佐の兄に拾われ人生が一変します。

ギルベルトは、兄ディートフリートから汚れた少女を紹介され「道具や武器として扱え」と言われますが、ギルベルトはその少女に優しく接し、ことばや人としての生き方を教えます。

感情が欠落している少女を不憫ふびんに思ったギルベルト少佐は、少女にヴァイオレットと名前をつけ自分が行く先々へ同行させ、色々なものを見せ、説明し、ヴァイオレットの「人としての心」を少しでも取り戻せるよう優しく接していました。

やがてヴァイオレットはギルベルトを信頼するようになり、ギルベルトの存在はヴァイオレットの心の支えになっていきます。

ところが激化する戦闘の中ギルベルトは倒れてしまいます。もう助からないと分かっている自分を両腕を失っても助けようとするヴァイオレットを制止し、ギルベルトは自分の気持をヴァイオレットに打ち明けます…。

「生きて、自由になりなさい。ヴァイオレット…心から 愛してる」

このギルベルトの最後の言葉が、今後のヴァイオレットの みちしるべとなっていきます。

自動手記人形ドールとの出会い

ヴァイオレットが目覚めたのは病院のベッドの上。激しい戦いは終わり、平和になっていました。

戦うことしか知らないヴァイオレットは、これから徐々に平穏な生活に慣れていきます。

身寄りのなかったヴァイオレットを病院へ迎えにきたのは、ギルベルトの士官学校時代からの親友ホッジンズでした。大戦中にギルベルトからヴァイオレットのことを頼まれていたため、ヴァイオレットを引き取りにきたのです。

ヴァイオレットは、ギルベルトの事をホッジンズに聞きますがホッジンズは言葉をにごします。ギルベルトを慕い、ギルベルトだけが頼りのヴァイオレットには本当のことが言えなかったのです。

ホッジンズは、C.H郵便社を経営しておりそこで自動手記人形という代筆業をしています。ヴァイオレットはそこでポストマン(配達員)の仕事を教わり働きます。

自動手記人形(ドール)とは手紙の代筆をする仕事で、依頼人の伝えたい気持ちをみ取りその気持を文章にして届ける存在。

ある日ヴァイオレットは依頼人から手紙の依頼を受けている先輩カトレアの仕事を見て「愛してる」という言葉を耳にします。

それはヴァイオレットがギルベルトから言われた言葉で、ヴァイオレットがもっとも知りたがっている言葉でした。

「愛してる」を知るためドールになることを決意

ヴァイオレットはホッジンズに “ドール” になりたいことを伝え、勉強するため養成学校へ通います。

ヴァイオレットは戦争中「心を持たない道具」として扱われていたため「心」の部分が乏しく、人の気持ちを考えることが苦手。

無表情で感情を出さず人の気持ちを汲み取ることが苦手なヴァイオレットですが、ギルベルト少佐の残した「愛してる」という言葉の意味を知るために自動手記人形として働き、色々な人の手紙の代筆をしていく中でさまざまな気持ちを学んでいきます。

「ヴァイオレットエヴァーガーデン」見どころ

ヴァイオレットエヴァーガーデンの見どころは、ヴァイオレットが色々な経験をして「心」を知っていく過程と、手紙の代筆をする依頼人との関わり、そして書く手紙の内容です。

C.H郵便社で働く仲間の存在

ヴァイオレットの成長に欠かせないのは、C.H郵便社で働く仲間の存在です。

親のような、友人のような存在の仲間たちの存在はヴァイオレットの心を豊かにしていく手助けをしてくれます。

依頼人との関わり

感情に乏しいヴァイオレットが、依頼人やたくさんの人と関わりをもつことで

自分でも分からなかった気持ちを知り成長していきます。

ヴァイオレットに手紙の代筆を依頼した人をまとめてみました

ルクリア・モールバラ(第3話)兄への手紙。
アイリス・カナリー(第4話)家族への手紙。
シャルロッテ・エーベルフレイヤ・ドロッセル(第5話)結婚相手への手紙。
ルベリエ(第6話)古い写本の解読と代筆。
ペアになったリオンとの共同作業。
オスカー・ウェブスター(第7話)劇作家の代筆。
スペンサー・モールバラ(第9話)(ルクリアの兄)妹ルクリアへの手紙。
クラーラ・マグノリア(第10話)愛娘に宛てた50年分の手紙の代筆。
エイダン・フィールド(第11話)恋人マリアと、家族に宛てた手紙の代筆。
イルマ・フェリーチェ(番外編)「全ての女性が共感し、全ての男性の胸を打つ」恋文。
イザベラ・ヨーク(外伝)離れて暮らす妹に宛てた手紙。
ユリス(劇場版)両親、弟、親友に宛てた手紙。
ヴァイオレットと関わった依頼人一覧

アニメ版では第11話のエイダン・フィールドが最後の依頼人となっています。

言葉ではうまく伝えられなくて手紙にする人、遠く離れた恋人や家族に気持ちを伝えたい人、病気でこの世を去ってしまう母親から1人残されてしまう愛娘に宛てた50通の手紙…いろんなシチュエーションでの手紙の代筆をおこないます。

依頼人はそれぞれ抱えた事情があり、ヴァイオレットは依頼人の心に寄り添いながら手紙を執筆していきます。

神回と言われる第10話

最後に涙なしでは見られない「神回」と言われている第10話に触れて終わりたいと思います。

海月
海月

なぜ「神回」と言われているんでしょう?

ヴァイオレットエヴァーガーデンは感動する話が多いのですが、第10話は特に悲しい内容になっており感動レベルが少し上をいっていると感じます。

不治の病でベッドの上で過ごすことが多い母親クラーラ・マグノリアは、自分の命がもう長くないことを知っています。

愛娘アンのことを心から愛しており、自分がいなくなった後のアンを心配して、体力がまだ残っているうちにたくさんのアン宛ての手紙を書くことを決意。

見どころ・ポイント

見どころ・ポイント
  • 病気の母クラーラが命を削って書いている手紙が誰宛の手紙なのか、アンは知らない
  • その誰宛かもわからない手紙に、残されたママとの大切な時間を奪われ寂しがるアン
  • 本当のことをアンに伝えられないヴァイオレットが、アンの気持ちを受け止めるシーン
  • 母娘のことを想い涙を流すヴァイオレットの心の成長

このストーリーの中で、何回見ても涙をこらえられないシーンがあります。

それは、アンが母親クラーラに向かって発する言葉で

「私はいつまでお母さんと一緒にいられるの?」

これからずっと1人になるなら手紙なんて書かないで 今 私と一緒にいて!」

ヴァイオレット・エヴァーガーデン第10話

アンはお母さんの命が長くないことを知っていました。

第10話は娘を想う母親の気持ちと、母親を想う娘の気持ちがとっても尊いストーリーです。

海月
海月

アンの気持ちが痛いほど伝わってきて、涙が止まらなくなります。

代筆した手紙を C.H 郵便社へ持ち帰り、その量(50通 / 50年分)に驚く仲間、ふと振り向くとヴァイオレットがポロポロと涙を流していました。

「この手紙が届く頃にはもう…」

1人のこされるアンのことを想い涙を流すヴァイオレットの涙につられて私も泣きました。

素直で不器用で一生懸命なヴァイオレットが、たくさんの人と関わる中で成長していく様子は見ていて心があたたまります。

海月
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感動したい人に自身をもってオススメできるアニメです!!

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