「まどマギ」の愛称で多くのアニメファンに親しまれている魔法少女まどか☆マギカ。
私もまどマギを見て、今までよりもっとアニメが好きになったよ!
この作品は魔法少女まどか☆マギカ制作チーム「magica Quartet(マギカ カルテット)」渾身のオリジナル作品なんです。
魔法少女まどか☆マギカ制作チームの総称。
新房昭之(監督)、虚淵玄(脚本)、蒼樹うめ(キャラクターデザイン)、シャフト(アニメーション制作会社)の共同作者名です。
ちなみに「magica(マギカ)」はイタリア語で「魔法」の意味だそうですよ!
まどマギ制作陣
まどマギをこの世に送り出した制作陣の紹介です。
監督:新房 昭之。1961年9月27日生まれ。
主な作品 「化物語」「リリカルなのは」「うる星やつら」「ひだまりスケッチ」「打ち上げ花火下から見るか?横から見るか?」など。
脚本:虚淵 玄。1972年12月20日生まれ。
主な作品 「Fate/Zero」「サイコパス」「仮面ライダー鎧武」など。
キャラクターデザイン:蒼樹 うめ。
主な作品 「偽物語」「ひだまりスケッチ」「3月のライオン」「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」など。
シャフト制作のアニメ
- ひだまりスケッチ
- 物語シリーズ
- 魔法少女まどか☆マギカ
- マギアレコード
- ニセコイ
- 3月のライオン
- Fate/EXTRA
- 五等分の花嫁
などがあります。
まどマギってどんな話?ストーリー解説
暁美ほむらとの出会い
主人公まどかの通う見滝原中学校に転校してきた少女ほむら。転校してきたばかりで、保健室の場所を知っていたり、まどかが保健委員だということも知っていたり…。
どこか不思議な雰囲気をもつほむらですが、まどかをチラチラと見るなど、気にしている様子が伺えます。
一方まどかはほむらの必要以上の視線に少し怖がり、まどかの親友さやかはほむらを敵対視します。
これまで平凡で平和な日常を過ごしてきたまどかですが、ほむらが転校してきたことで一変します。
キュウべぇとの出会い
学校帰りにさやかの付き添いでCDショップへ立ち寄るまどか。
急に頭の中から助けを求める声が聞こえてきます。声に誘導されて走る2人は、声のぬしキュウべぇと出会います。
キュウべぇは傷を負って弱っていました。まどかはなんとかキュウべぇを助けようと抱き上げますが、キュウべぇを傷つけていたのは転校生のほむらでした。
さやかとまどかは必死にキュウべぇを守り、ほむらはその場を立ち去ります。
このときのほむらは、どう見ても敵としか思えない…。
キュウべぇの正体は、インキュベーターという「宇宙人」で、ある目的のために地球に来ています。その目的を達成するために、執拗にまどかに「契約」を持ちかけます。
マミとの出会い
ほむらとの仲は険悪なまま…。ですがまどかだけはほむらの本心を知ろうとしていました。
そんなとき、さやかとまどかは偶然魔女の結界の中に迷い込んでしまいます。
ピンチを救ってくれたのは同じ見滝原中学校に通う1つ年上の先輩巴マミでした。
このとき2人は初めて「魔法少女」と「魔女」を知ることになります。
マミはまどかにとって憧れであり、「マミのような魔法少女になりたい」と思わせる人物で、「魔法少女になるのが怖い」と感じさせる人物でもあります。
魔法少女がどんなものなのかを、体を張ってまどかに教えているように思います。
さやかが魔法少女に!
さやかとまどかは、マミが魔法少女で頑張っている姿を見て「自分もマミみたいになりたい」と思いを膨らませていましたが、マミの敗北により魔法少女になりたいと思う気持ちはなくなり、恐怖だけが残りました。
ですが、さやかはどうしても魔法少女になってでも叶えたい願い事が出てきてしまいます。
大好きな幼馴染の男の子恭介の存在です。さやかは怪我をしてしまった恭介のために、奇跡を起こすことを決めます。
好きな男の子のために、魔法少女になる道を選んださやかがカッコイイ!
さやかが魔法少女になってからは、他の魔法少女とのイザコザや魔法少女のしくみが徐々に明かされていきます。
ほむらの存在
他の魔法少女とはなにか違う雰囲気のほむら。
まどかが魔法少女になろうとすると、どこからともなく現れ契約をさせないように邪魔したり、最後の強敵「ワルプルギスの夜」が来る日を知っていたり、魔法少女のしくみを知っていたり…何でも知っているほむら。
いったいなぜほむらは色々なことに詳しいのでしょうか?
それは、ほむらが魔法少女になったときの願いと大きな関係があります。
ほむらは「まどかを守るため」に魔法少女になりました。まどかを守るためだったら何度でも時間を巻き戻せる能力がほむらにはあります。
でもほむらって転校してきたばかりで、そこまで まどかと仲良しの印象がないんだけど。
ほむらは実は何度もまどかと出会っており、他の時間軸のまどかとは大の仲良しなんです。
ほむらの魔法で時間をさかのぼり、何度も出会って、何度も友達になり、まどかが魔法少女だったからほむらも魔法少女になりました。
ほむらはまどかを救える未来が来るまで、何度も何度も色々な時間軸を行き来してはまどかの悲しい結末を見届けてきました。
何度もまどかと出会って、何度もまどかの最期を見届けて、今にいたっているのです。
未来の悲しい結末を迎えたまどかから、「キュゥべえにダマされる前の私を守ってほしい」と懇願されていることから、ほむらはまどかがキュウべぇと契約をしそうになると必死で阻止するわけですね!
まどかが魔法少女に
まどかはほむらに守られていることもあり、なかなかキュウべぇと契約をしません。
主人公なのに、魔法少女にならないで最終回まできてしまいます。
しかし最後のさいごで意を決しキュウべぇと契約して魔法少女になります。ほむらが自分のために今まで頑張ってきてくれたことを考え、自分なりに出した結論でした。
ほむらは「今までなんのために…!」と絶望しかけますが、まどかを信じまどかの意志を受け入れます。
ほむらが何度も何度も時間を繰り返してまどかを守ろうとしてきた結果、このほむらの行動がまどかを強大な魔女にする魔法少女へと成長させていました。
そのため、強大な力を秘めたまどかの「願い」は他の魔法少女とは比べ物にならないほど、どんな途方もない願い事でも叶えられることになります。
見どころ・ポイント
- 可愛いイラストからは想像できないダークな内容
- 少女たちの心の闇
- 友情
- 希望と絶望
可愛いイラストからは想像できないダークな内容
このアニメを見たほとんどの人が感じることは、「イラストとストーリーのギャップがすごい」じゃないでしょうか。
私もそう感じたうちの1人で、内容を知る前にイラストの感じで勝手にストーリーを想像していました。
ホワホワした可愛いキャラからは想像できないほどダークな内容だったことで、ものすごいギャップを感じました。
少女たちの心の闇とソウルジェム
少女たちが魔法少女になり、後悔や妬み、嫉妬や絶望といった負の感情を持ち続けると、契約時に手にする「ソウルジェム」という宝石が黒く濁っていきます。
浄化しないでいると、きれいな色のソウルジェムはやがて真っ黒になり、魔女になります。
また、契約するときに聞かされていなかったソウルジェムのしくみを知り、キュウべぇに怒りをあらわにする少女たちのシーンもあるほど重要な秘密が隠されています。
まとめ:魔法少女まどか☆マギカのココが好き!
- 魔法少女になることを選んだ少女たちが「魔法少女」が何なのかを知っていくようす。
- 回を重ねるごとに敵対していた魔法少女同士に仲間意識が芽生えていくところ。
- 「魔法少女」と「魔女」の関係。
- 魔法少女になった少女の末路。
- まどかが魔法少女になると決めた理由。
少女たちはキュウべぇに大事な説明をされずに魔法少女になります。
そのため、のちのち「魔法少女」の真実を知った時に後悔し絶望するのですが、結果的に魔法少女たちの結束を深めることにつながり頼もしく感じます。
私がもっとも印象に残ったシーンは、さやかが魔法少女になると決める魔女になってしまうシーンで…、悲しい気持ちと悔しい気持ちが
魔女のシーンや、まどかの家のリビングや洗面台の独特な描写も好きで見入っちゃいます!